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2008年6月11日 (水)

第39回九十九里浜踏破大会(完走記)③

昨日より続き

【P6~P7】
P6地点ではコップ2杯の水を補給した。ラップタイムもそんなに落ちてないのを確認し、しばらくは調子が戻ってきていたように思う。
しかしそれも1Kほどで急に喉の渇きを感じ給水ボトルに1/3程度残っていたP5で補給したスポーツドリンクを飲み干す。それでも喉は潤わずひたすら喉の渇きを感じて走った、不思議なもので喉の渇きが気になってからは体のきつさを忘れていたように思う。
それでも2~3k走ると体がフラフラしてくるのを感じた、まだP6を出てから20分ほどしか立っていない。どうしようかと途方にくれていると水色と白の縞々テントが前方に見えた、そういえば今年からP7地点が手前側に変更になったことを前日説明で言っていたことを思い出す。
これはラッキー、まさに砂漠の中でオアシスを見つけたような気分で又足取りが軽くなるのが判った。
距離52.0K 4時間5分40秒   区間4.6K 23分3秒

【P7~ゴール】
P7地点で給水し給水ボトルにも補給した。ボトルを満杯にして重くしたくなかったので2/3程度入れる。
P7地点スタッフの方に「ゴールまでどのくらいですか?」とたずねると「11Kと聞いてます。」との事、時間にして50分少々は走ることになる。55分掛かっては5時間は切れない!
又、ここからは砂浜区間は無く舗装道路だけである。前日確認したルート図ではここから少しややこしかった事を思い出しルート図の冊子を手に持って走る。
しばらく直線が続きそうな道路まで来てロングスパートとばかりにペースを上げる、全身に疲労感があり体感ではそう早く感じなかったがキロ4分10秒ペースぐらいまで上げたと思う。しかし数百メートル行くと息がきつくなりペースをやや落とす。
P7地点で充分に水分補給したつもりでもやはり直ぐに喉が乾いた、しかしまだP7を出てから10分しか経ってなかったので後5分待ってから飲み、次は30分になったら飲もうと決める。

直線道路を順調に走っていたが一つのコース表示の矢印が気になった。
真っ直ぐと左折の分かれ道で、矢印がその間(斜め45度)を指しているように見えたのだ。矢印が無ければ真っ直ぐ進みそうなコースだったので真っ直ぐ進むと緩やかな右カーブになり浜辺方面より離れていっているように感じた。しまった、間違えたっ!さっきの矢印は左に曲がれだっ・・・と思い元の位置に戻り左折する。すると今度は浜辺沿いの道路の下をくぐって浜へ向かう形に。ここで又何かおかしいと感じルート図を再確認、図では 道路の上をスロープで抜ける となっている、やっぱり元の直線かと思い直しコースを戻る。先程の右カーブをしばらく進むと新たなコース表示を見つけ一安心する、がこの間2~3分のタイムロスで気持ちのあせりは増し、モチベーションは激下がりになってしまった。普通に考えれば間違えないかもしれないが血糖値が下がっていることで思考回路が上手く働いてなかったように思う。

ここからの数キロはただ淡々と進むことだけを考えた。同じリズム、同じストライド、同じピッチで体を動かす。全身には疲労感、喉には強烈な渇きがあったがただただ体を動かすことだけに集中していたように思う。途中、コース誘導員の方や通りすがりの方に「頑張ってください」と声を掛けられるが小さくうなずき、小声で「どうもっ」と言うのが精一杯であった。

サイクリングロードを抜けて東日総業という小さな建物を見つけた、コース図冊子によるとここからゴールまで約2Kとなっている。しかしこの時点でもうスタミナは残ってなく限界に達しており「もう歩きたい、止まりたい」という願望が頭の中一杯に広がっていた。何とか「ここで歩いたらこれまでの60Kが台無しだ」という思いだけで走っていたがペースはキロ5分30秒くらには落ちていたはずだ。

ここで最後のトラブル、進めども進めども浜辺に向けて左折する表示が無いのである。
浜辺に向かう通路はあるが全て「危険・ここからは入れません」と看板が立っていたと思う。地図を見る限り数百mであるはずなのに数キロ走った感覚になっていた、緩やかな左カーブがあり、あれを曲がればあるはずだと思い頑張るがやはり無かった。おかしい!表示を見落としたっ、と思い込みUターンを始めてしまう。このときの憂鬱な気持ちは何とも形容しがたい思いであった。しかし運良く100mほど戻ったところで反対車線にサーフショップを発見する。地図によるとサーフショップは東日総業と浜への左折地点との中間くらい、と言うことは行き過ぎどころかまだ半分しか来ていなかった事になる。コース間違いに気づいた安心感と同時にまだまだ走らなければならないと言う落胆した気持ちも何とも形容できません。

何とか浜への左折地点を見つけ堤防へ出る。浜辺ではサーフィン大会も行なわれており人が多い。400~500m先に水色と白の縞々テントがいくつも見えるがどれがゴールなのか判らない、どちらにしても残り数百mを進むこと事態が重労働に思えていた。
堤防をしばらく進み浜へ降る階段を下りた、ここでやっとゴールゲートに続く赤い旗が確認できた、残り150m砂浜を走るがふかふかの砂でゼンゼン前に進まない感じであった。
ゴール10m前、ここでやっとガッツポーズ、ゴールの向こうではカメラを構えている人が何人かいるのがわかる。ゴールの瞬間は両手を挙げての万歳、これはどんなレース・どんな結果でもゴールの瞬間は笑顔で万歳と決めている。いつもは手はパーだがこの時は≪1位≫を意識して指を1本立てての万歳ポーズであった。

距離62.6K 4時間56分15秒   区間10.6K 50分36秒

 

【走り終わって】
最後の数キロはバテバテで時計を見ても5時間切れるかどうかの推測が出来なかったし、正直どうでも良いという思いもあって最後までしっかりと走れたとは言えないかもしれないが全体的な走り、結果からいうと90点以上の走りはできたと思う。

ゴールした瞬間は 先頭でゴールした・いいタイムで走れた と言う喜びより やっと終わった・苦痛から開放された という安堵感の方が強かった。
しかしゴールから時間が経ち、ラップタイムなどを集計していくうちにつれ何ともいえない達成感・満足感を得られ万感の思いを強く感じている。

≪完結≫

今日の練習・・・sun1.2K周回コース13周 15.6K(1時間28分30秒)happy01 とにかくゆっくり90分ほど走ろうと思っていた。しかし走り出すと思ったよりペースが上がりこの距離、この時間に。九十九里から中3日の割りにスムーズに脚が運べた。

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